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クァンティアカのお喋りブログ

西洋占星術・タロット占い クァンティアカのブログです

占い師やカウンセラーは・・・

人が自分の親しい人たちにも打ち明けられない、
本当は誰にも見せたくないものを、占い師やカウンセラーは打ち明けられる。

そりゃあ、占い師やカウンセラーも人間だし、人間としての常識や価値観から
聞いてる側はついついダメだししてしまいたくなることも、ある。
あっていいと思う。人間はどうやっても完璧に神様じゃいられない存在なんだし。

けどさ、それをクライアント(客や依頼人の立場の人)や不特定多数の目につくところで本音を語らないでしまっておくところまでが、占い師やカウンセラーの仕事なんだと思う。

いくら匿名にしたり名前を出さなかったとしても、相談した本人はすぐ自分のことだってわかるものだから。
占い師やカウンセラーが個人的に物申したいなら、クライアント本人に一対一で言ったらいい。

第三者意見的なスタイルで公開し、当事者が名乗り出ることの難しい(別にあなたのことではない、と言われ変な人に仕立て上げられる可能性がある。)状況で、本人がつい最近打ち明けたばかりのことをブログやSNSなどに公開されたら、それがクライアントの思い過ごしであったとしても気にするなというほうが無理なのではないだろうか。

普段、毎日の悩みを自分の日常範囲内で消化出来ている人は占いやカウンセリングなんて必要ないから、来ないのであって
ある種、追い詰められた人が来るのが占いやカウンセリング。

クライアントがどんだけ悩みぬいたかなんて、占い師やカウンセラーが心の中だけで個人的なモノサシで量ることは許されても(もちろんこんなことは占い中やカウンセリング中は論外ですよ。仕事中はあかんですよ。)、それを公の場で公開するのは、それこそその職業をやっている者としてどうなのか。
プライベートな人間関係の中で愚痴るか、家で日記帳にでも書いて発散してほしい。

そうしないと話題性や注目が得られないというのなら、それは自分を信頼しようとしてくれたクライアントを思いっきりダシにしているということだ。

占い師やカウンセラーの仕事なんて、あけすけに言えば人の弱みを飯のタネにしているということだ。
だから、個人的な悩みや弱音を受け止める(聞く)仕事をするのだったら、最低限守るラインはそこなんじゃないか、そう思うのです。


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