火星双子座とキロン魚座（6：50現在、月と合）が90°でスクエアです。
軽やかにどんどん動き回りたい火星の行動や情熱と、まだ癒えていない傷や自分でもよくわからない感傷を思い起こさせるキロンがぶつかります。
ぶつかるというよりも、火星が風の双子座なので水の魚座のキロンを刺激するイメージに近いです。
水面（感情・心理や深層意識）をざわつかせる風（言葉・コミュニケーション）を起こす。
風のエレメントの発する言葉はともすれば「情のないモノ」、つまり受け取り手の精神状態によっては「なんでそんな素っ気なく言うの？」と感じられることがあります。
重たくない（しっとりしていない）分、軽やかでサッパリしているのですが、言葉の持つ重みである意味や感情を考慮しきれていない時に、受け取り手に嫌な印象を持たれてしまうことがあります。
火星双子座に牡羊座の天王星が60°でセクスタイル。
火の勢いを持った変革の星・天王星が双子座にいる火星と手を組んでます。
言葉の軽快さやノリに、火の勢いが加わって、お喋りはしやすい日かな、と。
ただ、言葉に感情や共感を求める水の性質が強い生まれの人にとっては言葉のやりとりに「寂しさ」を感じる日でもあると思います。
「目に見えない世界に帰りたい」「みんなと一緒にいたい」「ぼんやりしていたい」な魚座的なキロンの気分が「もっと家から外（慣れ親しんだ日常からちょっと外）に行こうぜ！（双子座火星）」からのちょっかい（？）はまだしも、「このままじゃだめだよ！変わらなきゃ！（牡羊座天王星）」とタッグを組んでグイグイ迫ってくる、という（＾＾；）
まぁ、風も火もよっぽどの威力でない限り水を変化させることが出来ないので意識せずにこの3天体の影響下にいると
今日はただただお互いに「なんか意見押し付けられてイライラさせられて（させて）終わり」の可能性が高いです。
それか、あんまりにも「うるさいなぁ」と感じた魚座的感情がキレて火星と天王星の二人に水をバッシャーとかけて鎮火させようとするかもしれません。魚座なんでバケツ一杯の水で済まさなくてもっとダム解放くらいの水量だと思いますが（本人も周りも大惨事）。
また、今日は
太陽双子座と天王星牡羊座が60°、太陽双子座と木星獅子座が60°
そして天王星と木星が120°で小三角になってます。
太陽双子座の伝達能力や学習能力、コミュニケーション能力は「人目につくように大げさでもいいからキャラ立たせていったれ～」（木星獅子座）、「自己主張には人と違うことを主張するのが（自分という存在を際立たせる）大事だし！生きてるってこーいうことだろ！リスクをおそれるんじゃねぇ～！」（天王星牡羊座）と、この2天体をまとめるのにちょうどいい位置にいます。
この二天体の要求をアウトプット・実際的な行動に移すのは双子座にいる太陽の役目・・・ということです。
さらに、天王星は冥王星山羊座と90°状態（もう結構長い）なので
地球全体レベル？で「変われ～変わらなきゃ～」という何かが始まる前の生みの苦しみみたいな状態になっています。
いわずもがな、この手の話題が今「課題」として心の中や人生の過程において歩んでいる人にとってはちょっと「ほっといてよ・・・」な気分になります。人から言われなくても、もういっぱいいっぱいになってる人には、専門家でもない人から「経験則」や「常識」とか「俺はこうだった」「私はこうだった」（牡羊座や獅子座は自分本位の姿勢を表すサインでもあります）なんて言われてもそこで「じゃぁ自分も頑張る！」とはならないものです。＾＾；人も気持ちを動かすには蟹や蠍や魚の共感力って大事です。
逆に、自分がもうすでに何かから「自立」していたり「変わった後」だと思っている人たちからしたら、「自分たちが変えてやらねば！」とか「言ってあげなきゃ！」という発言を意識・無意識関わらずやっている、こともあります。
発破かけてあげるのはいいことだと思うのですが、それで人からイライラされることがあったら
「自分も昔同じ目にあったな。同じこと人から言われたんだな。それを他人にもやってるんだな。そしてそれは他人のためじゃなくて過去と今の自分の気持ちのためにやってるんだな」と、魚座の共感力とかキロンの古傷といったキーワードを思い出していただけるとスクエア（一見ソリガ合わないだけの嫌な関係）が昇華されていきます。
また逆に、いろいろ言われてしんどい側の人は「どんな人だって初めの一歩は怖かったんだな、この人は、最終的には大丈夫になるんだから早く出ておいでよ、とそういうことが言いたいんだな」とソフト言い回しに変換して受け取ってあげてください。
